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「3idiots きっと、うまくいく」の感想

先日から他人の揶揄するようなことをばかり申しておりますが、そんな他人(=けっこうWEIGHTの高い友人)から今回のブログタイトルのDVD、「3idiots きっと、うまくいく」(以下”うまくいく”)を借りました。

 

すげー面白かったのでその所感を述べるんです。

 

きっと、うまくいく [DVD]

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映画『きっと、うまくいく』(5/18公開)特別映像【公式】ボリウッド4 - YouTube

 まず物語の内容に触れる前に全体の構造としての感想を述べます。まぁそんな構造なんて高尚なものではないですが、私の物語を見る見方として、

見終わった後に気持ちが良いか、もしくは過程でいらいらしないか

というものがあります。

 

かなり前にも書きましたが千と千尋の神隠しは理解しやすいと思います。あれは勧善懲悪ではない ことがわかります。湯婆婆(ユバーバ)も最後に殺されてはいないですよね。(まぁ俗説としてあのあとハクはユバーバに八つ裂きにされたとか言うものがあるので必ずしもそうとはいえないですが)

 

なにはともあれ、”うまくいく”では途中まで一貫して書かれていたウィルス学長も完全な悪にはならなかった点が私の好きな点です。

#ペンであって鉛筆でないくだりは秀逸だろ。考えてくれてたんですね。。。!!

 

また、見終わった後に気持ちが良い所で言うと、”うまくいく”は、必ずしも完成されていはいないものの、高い映像美であると感じました。インド特有なのか、衣服、景観のビビットなカラーリング、人々の明るさ(陰険さもまたインドを風刺しているようで面白い)が良かったです。

 

特に最後の情景で見終わった後の爽快感を感じました。

 

さて、内容に入ります。上でも触れましたが、インドのカースト制度だか競争制度を非常に揶揄しているなぁと感じました。

 

内容の中でも2名ほど自殺(未遂含む)が自ら命を絶とうとされていました。日本の10倍は存在する人口での競争を色濃く表現しているのかなぁと感じました。

 

また、笑いと泣き所の緩急が絶妙だなぁとも思います。話の中で出産シーンがありますが、直前までの学長の鍵の件を活かす点に嘲笑を禁じえませんね。

 

 

いやはや、書こうとしたらきりがありませんが、冒頭で申し上げた揶揄している

 他人(=けっこうWEIGHTの高い友人)曰く、

この作品を学生時代に見なかったお前は負け組

といっていた意味が何となくわかりますね。

  • エンジニアに対する心意気だとか
  • 生きるとは何たるか、
  • さらにそんなことを教えてくれたインドの事情を通じた世界を知ってみたいなぁと彷彿とさせる感じとか

をもう5年前にしれていたらかなり違うんだろうなぁと思いました。

 

でも、さはさりながら、 日進月歩の精神でこの作品から学べるところは学び、

精進したいと考えております。

 

おっと、本ブログにあらざる前向きな記事。まぁこんなこともあらぁな。

失礼致します。