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ビブリオバトルを否定してみる

先日書籍を買った.

タイトルは,
ビブリオバトル 本を知り人を知る書評ゲーム]
文春新書さんから発行されている.

実はこのビブリオバトルという書評ゲームに対して,2年ほどボランティアをさせていただいた経験がある.

この経験から自身はビブリオバトルに対して良い思い出は少なく,ここだけの話で面白みを見いだせなかった.

その理由を述べさせていただきたい.

まず断っておきたいのは,本書籍を私はまだ[はじめに]しか読んでいないということと,上述のそれに関する2年のボランティア経験のみから述べているものである.

いわばビブリオバトルの素人というレベルではあるが,ご存知のない方にビブリオバトルを説明する.

簡略に述べれば,
4~5に集まって読んだ経験のある書籍の紹介を徴収に対して行い,その中で最も読みたくなった本を優勝とする.
と言った内容である.

私がこのビブリオバトルを否定する点は,私自身が他人に興味を持ちづらい,いわゆるコミュ障である点がさわりである.

発表者を知らない段階で紹介されても別段その書籍を読みたくなんてならないのである.
また,私の場合は発表者を知っていてもその人を尊敬していたり素敵な方だなぁと思わない方の限り紹介書籍を読もうと思わない.

これは2年間のボランティアを通じてビブリオバトル,およそ30ほどのそれを見て感じた.せいぜい1冊か2冊程度,読んだくらいだ.(しかしその読んだ本は今でも印象に残って入る)

これに比べてビブリオバトル以外の,例えばAmazonレビューやごく親しい友人に推薦してもらった方法による本を知る切っ掛けのほうがかなり多い.10倍は超えるだろう.

そもそも(おそらくであるが)ビブリオバトルの狙いとして書籍を読んでもらおうとしているのであればどの程度その効果が出ているのであろう.

個人的にコミュ障の私は4(冊)*30(ビブリオバトル)=120(冊)の本の中から2冊というおよそ1.67%の確率で本を読むということに優位性があるのか疑問符を持つ.

ただ,これら30回のビブリオバトルを行った会場が大学であったり図書館であったり,商業施設では紀伊國屋という書店の入り口(50人位は客入れ可能であった)という様々な会場による設営や当日の司会運営を行った.
特に最後に述べた書籍店では紹介した書籍を最後に売るという流れまで行ったため,儲け等はあったのだろう.


まとめとして,他人を深く知らないビブリオバトルでは私のようなコミュ障の人は本を買わないし,それを打破できる圧倒的な著名人やプレゼンの上手な人が紹介する本はビブリオバトルの場以外でも紹介されてるんだからビブリオバトルってあんまり意味がないんじゃないかな?って思いました(小並感)

本書籍に私の疑いが晴れる内容が述べられていることを期待している.
はやく本,読まなきゃ(使命感)


まぁこれだけ述べてきたけど,本書籍を読破したらポジティブな感想になると期待致します.